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技術交流委員会
技術交流委員会は異種技術の交流とコンサルティング・エンジニヤの資質向上・業務開発を目的に活動を続けており、活動の一環として2005年より、日常業務に直結した内容をテーマに「継続教育セミナー」を開催して参りました。節目の5回目となった今回は、セミナータイトルを「AJCE 技術交流セミナー」に改め、内容の充実を図りました。
日時:2009年年11月20日(金)14:00 〜17:00 会場:褐嚼ン技術研究所 6 階 役員会議室 参加者:20名
『リニアメトロ電車(大江戸線)の開発と現状』 (社)日本地下鉄協会 主席調査役 安藤 正博 都心を走る都営大江戸線は急勾配、急カーブが多いため、急勾配、急カーブに適した、リニアモーター式の電車が採用された。電磁石を利用したリニアモーターで駆動する電車『リニアメトロ電車』の開発と現状を紹介。 『電力潮流と揚水発電』 伊藤忠産機(株) 大原 武光 電力の種類、電力潮流(電力の流れ)とその運用、および、価格の安い原子力発電を利用して深夜に下ダムの水を上ダムにくみ上げ貯水し、昼間に発電して電力ピークをカバーする方法(揚水発電方式)の技術と現状を紹介。 『地球温暖化防止に有効な省エネ関連技術』 岡野技術士事務所 所長 岡野 庄太郎 地球温暖化対策として京都議定書の作定以来、日本の省エネ技術は、大変進歩したものの、経済の成長とともに運輸、民生部門などではCO2が増加傾向にある。政府は新たな削減目標値として1990/2020年比-25%を制定して一層の省エネ政策を打ち出す状況下にある。このような背景を踏まえ省エネ技術の現状と対策を紹介。 『環境マネジメントシステムによる経営改善のポイント』 廣川産業・技術研究所 所長 廣川 一男 1992年の地球環境会議で「持続可能な開発」懸念の基礎や「アジェンダ21」が定められ、環境問題が世界規模で取り上げられるようになり、同時に環境マネジメントシステムのISO・JISが1996年に発行され、日本の認証取得件数は最近まで世界トップであった。一方、これらの審査に携わる中で、システムの有効性の低さを痛感している。環境マネジメントシステムの現状と、環境力を伸ばし経営に役立てるためのポイントを紹介。 ▲開会の挨拶 ▲休憩中も議論が白熱 ▲閉会の挨拶 田中 宏 理事 清水 慧 理事