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AJCE技術交流セミナ−2011
−建設・エネルギー分野における安全化技術とリスク対策

技術交流委員会

 AJCEに所属する会員の専門分野は、建設から建築・機械・化学・鉄道など多岐に渡ります。本セミナーを所管するAJCE技術交流委員会は、このような異種技術の交流と活発化を目的として、定期的に勉強会を開催し、また、年に1回、日ごろの成果を報告する技術交流セミナーを開催しております。 2011年は「建設・エネルギー分野における安全化技術とリスク対策」とうテーマで、技術交流委員会の委員及び外部の専門家、計4名が講演しました。内容は、今話題の再生可能エネルギーや、ドバイの巨大プロジェクトから、日常の洗濯機や石油ストーブのリスク管理まで、多岐に渡りました。 参加者は多様なテーマに、興味深く耳を傾けていました。

概要

 日時:2011年年12月15日(木)14:00 〜17:00
 会場:褐嚼ン技術研究所 13階 役員会議室
 参加者:30名
    
 開会の辞:田中宏理事・委員長

テーマ 講演概要

 
『再生可能エネルギーの可能性と課題』
 (有) クープラス 代表取締役 花岡 浩 

 福島の原子力発電所事故をきっかけに太陽光や風力等の再生可能エネルギーに強い関心が集まっている。世界での再生可能エネルギーの推進状況と日本での可能性及び各種課題について考察する。



『空前の建設バブルとリスク対策(ドバイのDesign-build)』
  日本工営梶@理事 佐々木 正二

 国内の建設投資の減少が続く中、建設産業の海外進出が叫ばれている。一方で海外プロジェクトのリスクは大きく工事実績を増やせていないのが現状です。海外プロジェクトに携わった経験の中から、ドバイに於ける建設バブルの実情とプロジェクトリスクへの対策について考察する。



『事故事例の分析と安全技術−電気・ガス・石油機器を中心として』
  増田技術士事務所 所長 増田 久喜

 独立行政法人製品評価技術基盤機構が公表した平成21年度の事故事例について、製造物責任技術相談センターPL事例ワーキンググループが実施した、事故原因の分析と製品安全規格の改正動向について解説する。また、最近の安全技術について電気製品,ガス機器,石油機器を中心に紹介する。


『活性炭を使用した排ガス処理』
  住友重機械工業梶@主任技師 田中 建夫

 鉄鋼の焼結機やボイラ等の大規模固定発生源から排出されるSOx、NOx等の有害成分を除去する排ガス処理設備には多くの方式が考えだされ実用化されている。その中で、活性炭を使用した多種の有害成分を同時に除去できる排ガス処理設備について紹介する。



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