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セミナー・フォーラム参加報告

第3回世界水フォーラム(WWF3)参加報告

<AJCE各委員会報告>
 FIDICペダーセン会長と技術研修委員会との懇談会
技術研修委員会委員長 畑尾成道氏

2003年3月に京都で開催された第3回世界水フォーラム(WWF3)にFIDICのぺダーソン会長が参加された。P会長の訪日に際しAJCE各委員会との懇談会が企画され、技術研修員会(PTC)にはその機会が3月18日に与えられた。まず当委員会が4つの分科会から構成されていることが説明され、下記の通り各分科会から活動内容のプレゼンテーションと質問が行われた。

  • 第1分科会(セミナー・行事推進担当):文委員
  • 第2分科会(FIDIC−Policy推進担当):狩谷分科会長
  • 第3分科会(教育推進担当):林分科会長
  • YPF・YPEP分科会:佐々部分科会長

第1分科会の活動として、年次行事となっているYPEP(Young Professional Exchange Program)の支援、FIDIC年次大会参加と大会後の会議への支援、AJCE年次セミナーの主催等を行っていることを説明し、過去に行った年次セミナーのテーマやその問題点に焦点をあてて説明した。コンサルティングエンジニアーのCB(capacity building)に対するFIDICとしての支援、FIDIC刊行物のアジア版作成の予定、AJCEの会員増加策等の課題に関し打診を行った。

第2分科会の活動としてFIDICの環境活動、戦略ペーパーの実践と展開をはかること、持続可能開発(SD)の実現に関する情報を普及させること、セミナーや講演を通じてAJCEの諸活動を支援することを説明した。さらに過去の活動事例としてビジネスガイドラインの邦訳やFIDICの活動の紹介、FIDIC会議に対するAJCEの貢献度を高めること、国際活動委員会との協調、ASPAC地域でのSDに関するタースクフォースを組織する計画、水フォーラムで持続的かつ安全な水供給と洪水防御システムに関するバーチャルフォーラムを主催したことを説明した。さらに他の協会とタースクフォースを組織する場合のFIDICからの支援協力の要請を行った。

第3分科会の活動として協会メンバーのキャリアー開発、グローバルスタンダードの普及を目指し、各種セミナーを開催しかつFIDIC約款の邦訳活動について説明した。またFIDIC約款新版の普及の現況、FIDIC約款への質問に対する回答制度の開設(ウェブサイトによるQ&A)、専門的損害賠償責任(PL)に関するグループ保険制度について意見交換があった。

YPF・YPEP分科会からは若い世代の意見交換や諸活動へ参加する機会を増やす方針のもとで活動していることを説明し、その経緯や今年度からYPFとYPEPを当委員会のもとで連携させて扱うことを説明した。また本年度パリ大会に向けてのYPFウェブページ開設の準備作業について説明し、「ヤング」の大会参加費の割引についてもアピールを行った。

P会長は当委員会の諸活動を評価され、FIDICの刊行物の積極的な利用、他協会および会員間の対話の継続の必要性を述べられた。またFIDICが包括的にPL保険を扱うことは難しいこと、またFIDIC刊行物の版権問題に留意するようコメントがあった。一方、日本のコンサルタント業が海外市場でのシェアーが小さく、かつ国内公共事業の比率が高いことに少々驚かれた様子で、民間事業への参入を示唆された。

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