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セミナー・フォーラム参加報告

第3回世界水フォーラム(WWF3)参加報告

<AJCE各委員会報告>
 総務財政委員会:ペダーセン会長との会議報告
総務財政委員会委員長 内村好氏

総務財政委員会からは下記の4点ついての状況と課題を報告した。

(1)会員数の横ばい(図-1)

最近10年間のAJCE会員数の推移を見ると約50名増加しているが近年、横ばい状態で推移している。特に企業をベースとした普通会員の減少が多く、企業内個人会員の増がそれを補っている状況にある。現在の経済状況を勘案すると急激な会員の増は期待できない。
AJCEの会員数

(2)財政収支の悪化(図-2,図-3,図-4)

受託事業のあった1998年と1999年を除くとAJCEの財政規模はほぼ3千万円であるが、特にここ3年間は赤字となり、積立預金の取り崩しを余儀なくされている。収入の3/4を会費収入に頼っているが伸び悩んでいる。支出の半分は管理費となっている。
AJCEの財政
AJCEの収入内訳(2002年)
AJCE支出内訳

これについて、ペダーセン会長からは設立30周年を祝うメッセージとともにAJCEへの更なる期待が表明され、収支改善ために特に収支バランスの悪い研修事業に力を入れたらどうかのとアドバイスがありました。欧州の特にペダーセン会長の属するデンマーク協会の財政状況について質問したところ、収入の大半はやはり会費収入であること、デンマーク協会は広いオフィスを所有しており、その賃貸しの収入があることも説明がありました。このあたりは協会の伝統の違いを感じました。

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