会長会議報告
株式会社オリエンタルコンサルタンツ 代表取締役社長
副会長・国際活動委員会委員長 廣谷彰彦
会長会議は、毎年恒例の様に実行されているが、何しろ1回/年にすぎず、それも2時間では、予定の議題も最後まで行かず、議論も途中で終了したため、参加者は大いに消化不良を起こしている。
- 日時:2004年9月12日(日)10:00〜12:00
- 場所:SASホテル;ヘルシンキ−オスロー会議室
- 参加者:各MAから会長・副会長など
日本からは、AJCE都丸会長、廣谷副会長、佐久間理事
- 資料:1.議事次第 2.最新ブローシャ 3.Engineering Our
Future 2004(戦略レビューTFレポート) 4.FIDICビジネスプラン2004 5.FIDIC財務報告 6.FIDIC−EFCA締結改訂
- 議題:
- 1.開会挨拶
- 2.FIDIC本部報告
- a.専務理事候補の紹介:エンリコ・ビンク氏(NZ事務局長)170名の候補から選定(さまざまな審査(性格判定を含む)を実施の上、決定)
- b.戦略レビュータスクフォース報告の紹介
・総会決議事項予定
・Engineering Our Future 2004 7つの目標行動、業務代表性・イメージ強化・業務の納得性確保・コンサルタントの拡大・品質・倫理・持続的開発
・地域グループ強化(EFCA、GAMA、ASPAC、FEPAC)
・具体の行動内容に係る質問・討議があった。
- c.定款変更
・一般的な用語としてのConsulting Engineering Firmの言葉をConsulting Engineering
Industryに変更する。
- d.業務計画と実績の報告
コンフェレンス委員会、会員委員会、財務委員会、公正取引委員会、IFIとの連携、業務展開委員会、契約委員会、キャパシティービルディング委員会、持続的開発委員会、リスク委員会、品質委員会、FIDIC政策委員会、地域グループ 、その他
- 3.FIDICが世界的な本職業の代表であることの強化
- a.会員増強、b.地域グループの強化、c.FIDIC-EFCA協定改訂、d.地域グループのFIDIC会議における行動計画、e.新規会員
- 4.IFIとの連携方向
- a.契約の共通性の確保、b.BIMILACI 2005、c.腐敗防止行動
- 5.新規委員会ならびにタスク・フォース
- a.業務展開、b.キャパシティービルディング、c.契約、d.持続的開発、e.財務、f.コンフェレンス
- 6.FIDICと会員協会の関係
- 7.その他の課題
FIDICの財務担当から、FIDICの懐が全く寂しく、年次総会が失敗したりすると、FIDICの倒産に繋がりかねない危機的状況が説明された。
この情況を確認し、その後の展開に係る様々な意見が出されたが、決定的な行動の協議には至っていない。
都丸会長からは、各国から、MA1団体に限るような提案があった。
FIDIC表彰が提案された。コンサルタントに限らず、発注者などを巻き込み、毎年応募させた中から、最優秀、優秀などの表彰を年次総会で実施する。
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