コンサルティングエンジニアってすごい

どんなことをする?


私たちコンサルティングエンジニアはインフラ整備のあらゆる段階を担当しています。以下は一般的なインフラ整備の流れです。ただし、以下はほんの一例です。他にも様々なことを行います。

 

企画・計画

渋滞や事故が多いから道路や橋梁・トンネルを作ろう、洪水から街を守るためのダムや河川護岸を作ろう、快適な生活のために上下水道を整備しよう、住民の憩いの場となる公園を整備しよう、環境に配慮した自然エネルギー設備を作ろう、など、国民の安全を守り、快適に暮らすために必要な社会資本の整備を企画します。その施設の必要性を判断するために、完成後の経済性などを計算することもあります。
必要と判断されたら、どのような場所に作るか、どのような大きさ・規模のものを作るか、工事費用や工事期間などの全体像を計画します。時には住民から直接要望を聞いたり、住民と一緒に検討したりもします.

調査

計画がまとまったら、地形や地盤が施設を設置するのに適正か、周辺環境への影響はどうか、現地調査を実施します。この調査結果をもとに、計画を再検討することもありますし、調査結果は設計の際の材料となります。

設計

現地調査結果を元に、計算をして設計図を作ります。現在は計算も図面作成もすべてパソコンで行いますが、昔は電卓を使って計算し、鉛筆と定規で図面を書いていました。 橋梁などの構造物の設計では、どのくらいの地震に耐えられるか(耐震性)、工事費用はどれくらいか(経済性)、見た目の美しさ(景観性)なども検討します。 道路の設計では、交通量や車の速度などをシミュレーションして、安全性や渋滞発生なども検討します。 護岸や上下水道設備では、水の流れや降雨量などの自然現象を数値化して計算します。

施工監理

設計図が完成したら、実際の工事は建設会社が行います。コンサルティングエンジニアは施工は行いません。しかし、工事現場に常駐して、設計どおりに工事が進んでいるか管理します。工事現場では、設計段階で予測できなかったことも起こりますので、その都度、設計を微修正したり、対策を検討したりします。

管理・運営

道路や公園、上下水道などの施設は、一般的に、国や地方自治体などが管理・運営し、その管理運営費用は国民の税金と一部利用料(住民から徴収する水道代など)でまかなわれますが、コンサルティングエンジニアが国や地方自治体にかわって管理運営することもあります。

行政支援・復興支援
事業運営 PPP・PFI

点検・維持管理

施設が完成して終わりではありません。社会資本施設を何十年も使い続るためには、定期的な点検と必要な維持管理、補修が必要です。使用中の施設を点検し、補修の必要性を判断し、必要と判断した場合にはどのような方法が良いか検討し、補修設計をおこないます。

維持管理・保全






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