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ビルディングサービス | | 交通計画 |
建物の環境・設備に深く関わる仕事です。主に建物に必要な空気・水をコントロールする設備の設計・監理をおこなっています。クライアントが建物を使い始めてから、「気持ちがいい」「使いやすい」「コストがあまり掛からない」といった感想を頂いた時、この仕事をして良かったと感じます。
設備設計一級建築士・CASBEE建築評価員
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将来、自分が計画した路線を鉄道が走り、何百万人という人々がそれを利用するようになるんだと想像すると、社会のダイナミズムに深く関わっているという事を強く感じます。路線や駅をどこにすればよいか?誰がそのお金を負担するのか?知識や経験、創造力、調整力などが必要で、非常に根気も求められる仕事ですが、やりがいも大きい仕事です。
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調査 | | ITS |
インフラ施設導入前の調査案件として、皇居外苑の堀水浄化施設導入のための基本調査を実施したことがあります。調査では堀水の水質状況の調査、浄化方法の比較検討、現場実証実験などを行いました。皇居外苑は多くの人が訪れる日本の象徴的な場所なため、大きなやりがいを感じる仕事でした。 |
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ITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)とは、人と道路とクルマの間で様々な情報を交換することで、事故や渋滞、環境対策など、道路交通が抱える様々な課題を解決するための仕事です。道路上の情報標示板やハイウェイラジオ、カーナビ、スマートフォンなど最先端の技術を駆使して、いかにドライバーにわかりやすく適切に道路交通情報を提供できるか、その方法を検討しています。
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上水道計画 | | 都市計画・まちづくり |
上水道に関わる計画策定に携わっています。厚生労働省の「水道事業ビジョン」の策定や、管路・施設更新計画等を行っています。また、東日本大震災後は特に、水道施設の耐震化計画も増えています。
「計画」の仕事は、実際に施設を設計するわけではないのですが、自分自身が検討した水需要予測などによって浄水場の施設能力が決定したり、策定に携わった計画によって水道事業の方向性が定められたりしているので、「水道事業」というものの根幹に関わっていることが実感できます。
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大学時代は意匠建築を学びましたが、建築の集合体であるまちに興味を持ち、大学院で都市計画や都市のデザインについて学びました。
土地利用に係わる計画や建物を建てる際のルールづくりの支援、まちの現状を知るための調査等を行っています。
「計画」や「調査」は設計のように物理的な形に残るものではありませんが、幅広い知識を必要とする縁の下の力持ちです。また、住民の皆さんと考えていく仕事は大変やりがいがあります。
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河川・防災 | | 道路設計 |
途上国の河川や防災の企画・計画づくりを行っています。洪水を防ぐにはどうしたらいいか、住民を安全に逃がすにはどうしたらいいかを考え検討します。最近は、途上国に行って、何が問題なのか課題を分析し、ダムや遊水地等の構造物対策から、洪水予警報や組織強化等の非構造物対策、さらにはそのための人材育成まで、あらゆる途上国支援のプロジェクトを提案する仕事をしています。
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道路を設計する際に現地を確認することは重要です。現地が山奥でも入っていかなければわかりません。熊目撃情報がある中、熊鈴や熊スプレーなどをもってびくびくしながら山奥に入ったりもします。設計が完了しても工事は数年かかるので、私はまだ、自分が設計した道路が完成した現場を見たところはありませんが、現場でいろいろ経験し、設計した道路の完成形を見るのは設計者の醍醐味ではないでしょうか。
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