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セミナー・フォーラム参加報告第3回世界水フォーラム(WWF3)参加報告4.閣僚宣言(フォーラム全体の成果)WWF3での38テーマ、351分科会(セッション)から提出された行動計画や勧告は、29項目の閣僚宣言としてまとめられました。
5.次回水フォーラム第4回世界水フォーラムはブラジル、メキシコ、イタリアなどが立候補していますが、6月の世界水会議理事会で検討し、11月の同総会で決定することになっています。総会では理事(現在石井会長、高橋裕先生と竹内邦良先生が出ている)の選挙も行なわれます。 FIDIC会長の訪日FIDICのPedersen会長は、今回の世界水フォーラム(特にAJCE/FIDC共催のセッション)に参加され、コンサルタントが水問題解決の最重要なステークホルダーであること、を強調されました。また、来日の機会を捉え、国土交通省への表敬訪問、JCCA・IDI・ECFAとの懇談会、AJCE理事や各委員会との意見交換などを行なわれました。AJCEとの意見交歓会をとおし、Pedersen会長はAJCEの活動がFIDICと緊密にリンクしたもであることを認識され、AJCEの活動を賞賛されました。 Pedersen会長は、建設通信新聞や日刊建設工業新聞とのプレスインタビューに応じ、技術によるコンサルタント選定の重要性、業務における不正防止、グローバルレベルでのコンサルタントの能力開発、日本のコンサルタントがFIDICの活動に果たしてきた貢献度の高さ、などを述べられました。 今後の方向今後、第3回世界水フォーラムの成功を機に、日本は水問題解決のため世界から先導的な役割を期待されています。日本は国際舞台で顔が見える存在として、その向上を図る必要があり、すでに国土交通省を中心に動きはじめています。国内のコンサルタントは、引き続き政府を支援し、世界的な水問題解決のため貢献することが期待されています。 石井理事は、第154回FIDIC理事会に、4回世界水フォーラムに向け特別な作業部会を立ち上げるか、SDTF(持続的開発作業部会)が受け皿となることを提案されました。技術研修委員会は、FIDICパリ大会でSDTFに対し、同様な提案を行う予定です。 |
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